オリジナリティのある名前をつけたがる親の心理

オリジナリティのある名前をつけたがる親の心理とはどういったものなのでしょうか?

 

 

ここに「子供の名前が危ない」という本があります。この著者牧野恭仁雄氏は名づけコンサルとしても有名であり、これまで多くの名づけ相談の実績がある方です。

 

この本では、単にキラキラネームをつける親を非難する従来の内容ではなく、そういった名前をつける背景や心理状態を、統計的な資料を使ってひもとき、 また、著者自身の体験(著者自身も名前で苦労した)から 見事に解き明かしたすばらしい本です。

 

 

主な内容は、まず「名前は子供の人生を決めるのか」というテーマで、キラキラネームDQNネームの子供が、成長するにつれ起こる社会的不都合や実際に起きた名前のによる親子間の殺人事件までを紹介しています。

 

そこから最近の、キラキラネームDQNネームの種類の特徴や背景を紹介へと続きます。この本の中で私が一番ためになったのは「オリジナリティのある名前をつけたがる親の深層心理」と言う部分です。特に著者自信の実体験に基づくエピソードとその分析には大変ためになりました。

 

 

私の本ではないので詳しくは語れませんが、掻い摘んで説明いたしますとキラキラネームDQNネームを名づける親は個性的、インパクトにこだわります。

 

 

デメリット面が大きく叫ばれている中なぜこの様な行為に及ぶのか?

 

 

筆者はキラキラネームDQNネームを名づける親に「どういう経緯で、こんな名前に決めたのか?」「何故、こんな難読な漢字にしたのか?」「何故、男女の性別の逆の名前をつけたのか?」との問いかけをしたところ、殆どの親は何も言えなかったそうです。その中でたったひとりだけ問いかけに答えた母親がいました。

 

 

その母親こう言って、主張したそうです。

 

 

「自分の仲間の間では男女逆さまの名前はかっこよく見えるから」

 

 

だそうです。

 

 

著者はオリジナリティのある名前をつけたがる親の心理のひとつとしてこう分析しています。

 

 

潜在的な劣等感や欠乏感をわ我が子のキラキラネームDQNネームで補おうとしていると・・・。

 

 

つまりこういった両親が増えている背景には自分への不満や苛立ち、欠点、コンプレックスを持った方たちが増えているのではないかと分析しています。

 

それを補うため、また、理想をお子さんに背負わせるため変わった名前の子が増えてきているのだと。

 

 

やってる事はいい大学にいけなかったから子供に無理やり勉強を強制する親と同じ行為なのだそうです。

 

 

そうした深層心理が親にはあり、それを「肩代わり」と言うそうです。

 

 

他にも沢山の深層心理が書かれていましたが割愛します。名前を通して親の心理を考えさせられる本でした。

 

 

自分の周りにキラキラネームDQNネームを付けようとしている人がいて、説得しているがなかなか聞き入れてもらえない、と言う状況の場合、この本をプレゼントしてみてるのも効果的だと思いいます。

 

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